給湯器・ボイラー

ガス焚きボイラーの5つのメリット

ガス焚きボイラーは環境を守り、パワフルなボイラーとしてさまざまなニーズにお答えします。

1.低公害

  • C02、NOx、SOxの排出が少なく、大気汚染を防止します。
  • 排気ガスの臭いやススの発散がほとんど無く安心です。

2.省スペース

  • 燃料の保管設備の必要がありません。危険物取扱の免許も要らず、大掛かりなボイラー室も必要ありません。
  • 密着設置タイプを選定すればより省スペースが図れます。

3.高効率・省エネルギー

  • ボイラーへのスス付着がほとんど無く、長期にわたり高効率を維持します。
  • 潜熱回収ボイラーは、燃料によって排出される150~160℃の排気熱を吸収する方式です。クリーンな都市ガスだから可能なボイラーです。

4.省コスト、清潔

  • 160kg/hのスチームボイラーまでなら強制給排気(FF)方式を選定でき、高い排気筒工事も必要ありません。
  • いやな臭いの発生や、シミの付着もほとんど無く清潔なボイラー室が実現します。

5.操作簡単

  • 油切れによるトラブルから開放されます。
  • 操作もスイッチひとつでどなたでも簡単に扱えます。

ガス空調システム(GHPについて)

GHP(ガスヒートポンプエアコン)の仕組み

冷房ができる理由

エアコンの圧縮機(エアコンプレッサー)をガスエンジンのパワーで駆動

GHPとはガスヒートポンプ(Gas Heat Pump)エアコンの略です。
一方、電気式エアコンをEHP(Electric Heat Pump)エアコンと呼びます。
一般的に、エアコンは室外機にある圧縮機(コンプレッサー)を回して冷暖房を行います。
電気エアコンはモーターで、ガスヒートポンプエアコンはガスエンジンでコンプレッサーを駆動させるという違いがありますが、冷暖房の原理は同じです。
もちろん、室内ユニットや操作性、使い勝手は電気・ガスともに変わりありません。
ちなみにみなさんもよくお使いになる自動車のエアコンもエンジンのパワーで冷暖房を行っています。

GHPシステムによる冷房サイクル

EHPとの違い

ガスエンジンならではの快適な冷暖房を実現

基本的にはモーターか、ガスエンジンかの違いですが、この違いこそがGHPならではの快適な冷暖房を実現しています。

1.パワフル暖房

ガスヒートポンプエアコンはガスエンジンの排熱をフルに利用し、パワフルな暖房能力を発揮。外気温が低下しても、暖房能力が左右されずに安定した暖かさとなります。

2.スピード暖房

ガスヒートポンプエアコンはヒートポンプでの暖房に加えて、ガスエンジンの排熱を有効に利用。すぐに立ち上がり、スピーディな暖房がスイッチ1つで実現します 。

3.「霜取り運転」が不要

ガスヒートポンプエアコンはガスエンジンの排熱利用で「霜取り運転(デフロスト運転)」が不要です。 暖房を中断する不快な「冷風感」もなく、連続暖房運転が可能です 。

4. 静かな運転音

ガスヒートポンプエアコンは静音設計により、運転音が大変静かです。同容量の電気エアコンと比較しても同程度の静音声を発揮します 。

ガスヒートポンプエアコン・電気エアコン運転音比較

ガスヒートポンプエアコン20馬力室外機相当品…56dB(静音モード53dB)
電気エアコン20馬力室外相当品 …61dB

カーエアコンの原理

エンジンでコンプレッサーを駆動させ、冷房と暖房を行います。

省電力

ガスヒートポンプエアコンの消費電力は電気エアコンの約10分の1。契約電力の低減が図れます。

消費電力比較イメージ

受変電設備の軽減に貢献

契約電力が大きくなると受変電設備の設置が必要になる場合があります。
ガスヒートポンプエアコンは消費電力が電気エアコンの約10分の1と少ないので契約電力を低く抑えられ受変電設備を軽減できます。

デマンド契約への低減に貢献

デマンド契約は50kWから!
ガスヒートポンプエアコンは冷房も暖房もガス。
すでに電気容量がいっぱいになっているところや、他に多量の電気を使う機器を入れる予定があるときは大変便利です。
また、電力消費のピーク月を基準として、年間の電気需要を平準化する方策の一つとして、デマンド契約があります。
その点、ガスヒーポンは電力消費量が昼夜、年間を通じて非常に小さく、ランニングコスト低減が可能となります。

各種助成金について

エネルギー使用合理化事業者支援補助金

現在、A重油等を燃料として使用している工業炉、ボイラー等の燃焼設備(エネルギー多消費型設備)を天然ガスを主成分とするガスを使用する設備に更新または改造を行い、 省エネルギーを図るとともに、CO2の低減に寄与する事業者は、その設備更新または改造に要する経費(設計費、既存設備撤去費、新規設備機器費、新規設備設置工事費、 敷地内ガス管敷設費)の一部を助成してもらえる制度です。
【平成23年度補助金予算額:約40億円】

該当する設備の更新または改造をご計画のお客様は飯塚ガスまでご相談下さい。

助成金に関するリンク